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地域づくりの公益団体 特定非営利活動法人しんしろドリーム荘

子どもプログラミング教室

(1)貧困家庭の割合が全国より1.32倍大きい新城市
 貧困家庭の子どもの状況を児童扶養手当受給対象児童数(以下、「児童扶養数」と称す。)で見ると、全国の18歳以下人口が19,259千人、児童扶養数が878千人と4.56%に対し、当地域愛知県新城市の18歳以下人口が6,207人、児童扶養数が371人と6.00%であり、全国の1.32倍の状況です。また、前年R2年度313人から1.19倍に増加傾向にあります。
(2)目標は貧困家庭の小中学生190人
 新城市の貧困家庭の小中学生数は、前述の児童扶養数371人に6~14才人口割合51.23%を乗じた値190人を対象人数とします。
(3)貧困状態から脱するために非認知能力の向上が必要
 日本財団の25千人の分析結果では、貧困状態にある子どもは、非認知能力(自己肯定感、自己有用感、自制心、協調性、モチベーション)が低く、早い段階からの対策が求められています。
(4)非認知能力を育てるにはプログラミング学習が有効
 教育関係者調べでは、非認知能力を育てる習い事としてプログラミングが挙げられており、自己肯定感を強くするための資格取得としてジュニア・プログラミング検定が有効です。

 以上の理由から、NPO法人しんしろドリーム荘は、「プログラミング学習による非認知能力強化で子どもの生活困窮の連鎖を断つ事業」を実施します。
 プログラミング教室では、サーティファイ・子どもプログラミング検定4級から1級の資格取得にチャレンジします。
 乞うご期待!

下矢印

 2023年ドコモ市民活動団体支援事業「子どもプログラミング学習支援」第1期が修了しました。(2期の募集、終了しました。)
 この子どもの学習支援は、子どもに学力をつける手伝いをするのが目的ではありません。

 家庭と学校という環境のなかで良くも悪くも変わっていく子ども達を全く別の環境に入れて、新たな心の居場所としてもらうのが目的です。
 修了式で私の名刺を渡して言いました。「自分の将来は、自分でプログラミングすること。そしたらエラーは付き物。解決に悩んだら、いつでも相談に来なさい。待ってるよ。」と。

 参加者11人全員が、サーティファイ・ジュニアプログラミング検定に合格しました。みなびっくりするほどセンスがよく、この中から、日本の未来を拓くITエンジニアが生まれることでしょう。
 そして、小学生で資格をとるというこの経験は、自己肯定感、自己有用感を相当に高めたことと思います。

 この3か月では、骨折して治った子1名、歯が抜けた子3名、背もずいぶんの伸びました。送迎の車の中で好きな女の子の話しをこっそり教えてもらったりもしました。本当に楽しい日々でした。
 次は、新しい子10名と9/10~1/30の期間で遊んでもらいます。楽しみです。
特定非営利活動法人しんしろドリーム荘 子どもプログラミング教室特定非営利活動法人しんしろドリーム荘 子どもプログラミング教室
今回の受講生の合格率は以下の通りでした。

1期

受験した級 受験した人数 合格者数 合格率
Entry(4級) 11人 11人 100%
Bronze(3級) 11人  11人 100%
Silver(2級) 11人 6人 60%
Gold(1級) 11人 6人 60%

2期

受験した級 受験した人数 合格者数 合格率
Entry(4級) 10人 10人 100%
Bronze(3級) 10人  10人 100%
Silver(2級) 10人 6人 60%

無料子どもプログラミング教室 チラシ