新城での藍づくりの紹介です。
以前に藍の全国シェア80%の徳島まで行って視察し、藍の可能性を感じて、とりあえず自力でできるか挑戦してみました。
特に藍染めの肌着には高い有効性があります。
- 藍は、十二単の下着や鎧の下に着て、傷を癒し、皮膚病を防ぎ、ふぐなどの解毒剤としても使われたと聞きます。
- 野良着にも染められ、蛇除け、虫よけにも効果があります。
- 現在では、アトピーや介護肌着にすれば褥瘡予防にもなります。
- 耕作では、鳥獣害被害を受けない効用もあります。
藍染作家の原田弘子先生のご指導のもと、藍染めを志す若い作家の方々、そばづくりチームなど、多くの方がかかわり、耕作から1年かけて、以下のように新城でも藍染ができることがわかりました。
安定した量産までには、まだまだ長い年月がかかると思いますが、「時代は藍を求めている」そう感じ、可能性を追求していきます。
藍の葉。タデ科。「タデ食う虫も好き好き」鳥獣類が嫌うので、栽培には好都合です。
収穫は、手作業になります。
乾燥した葉藍
スクモづくり。井戸水をかけ発酵させます
発酵すると高温になります。
65℃の発酵熱 この温度管理が難しい。熱いと「風邪をひいた」、低いと「寝ている」などと、子どもを育てるように世話をします。
夜昼関係なく、すくもに合わせて、切り返し、水打ち、ときにはムシロをかけたりと大変な作業です。
灰を手に入れるのも一苦労。野焼きは禁止ですが、唯一認められている炭焼き窯でつくってもらいました。新城市内には何か所かあります。
炭焼き窯で栗の木で灰をつくりました。(新城市八名井)
灰汁づくり
藍液をつくります。
藍染工程
新城の青パンツ (巣鴨の赤パンツに対抗して)
孫の肌着
ざっと以上のような工程です。
本藍染をめざして研究していきます。乞うご期待。
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