「生活のためのパソコン講座」を開講します

概要
農山村に暮らす中で、ひきこもり状態に陥り、生活困窮でありながら、古い郷村制が残る閉鎖性のために世間体を気にし、外部からの支援を忌避してしまっている者が、その事態を複雑化・深刻化させて、最悪の結果で孤独死という結末となることを防ぐことを目的に、ひきこもり者の多くが興味を持ち、社会復帰の望みを託すパソコンを利用して家から講習会場へ引き出し、その教室で集い語らう中から、本人が気づき、動機づけを高めることで、社会的なつながりの構築・維持を目指します。

「パソコン習得講座」の実施
①目的:既存事業を拡充し、パソコン操作の知識と技能を身に付け、ICT(「Information and Communication Technology」の略で、現代社会に不可欠な情報通信技術のことです。)によるテレワークという働き方を習得する講座を実施するとともに非認知能力(自己肯定感・自己有用感・やる気など)を高めるに有用とされるプログラミングを学習します。さらに教室を心身の回復のための居場所に仕立てて、社会復帰で最も大切な「やる気」を醸成します。
②内容:
(1)公募チラシ(A4、カラー、両面、4万枚)の制作、配布
(2)講座の実施
A)自力でPCを有効活用できる知識と技能習得。
B)個人情報保護などの順法に関する知識。
C)WORD、EXCELなどの凡庸アプリの基本操作。
D)プログラミングの習得を実施する。
E)習得効果の確認として修了試験を行い、80点以上に終了証を出す。
(3)心身の回復のための時間:講座の前後30分ほど、語らいの時間を設ける。
③場所:サロンラポール
④日時:6月コース 令和7年6月19日~10月2日
10月コース 令和7年10月7日~令和8年1月22日
毎週火・木曜日 19:30~20:30

助成
WAM助成(社会福祉振興助成事業)
令和6年度WAM助成(補正予算事業)
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